「液体が検出されました」
iPhoneから、こんなメッセージが表示されたことはございますか？
正確には「Lightningコネクタで液体が検出されました」、又は「充電はできません」といった表示になります。
このような表示が見られた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか？
今回は、充電口についてご紹介したいと思います！
『Lightningコネクタで液体が検出されました』とは？
充電口に充電ケーブルを差し込むと「Lightningコネクタで液体が検出されました」と表示される場合がございます。
まず、Lightningコネクタというのは充電口のことを指し、こちらに液体を感知すると充電が出来ないよう2018年に発売された『iPhone Xs』以降、表示されるようになりました。
充電口に液体が残ったまま充電してしまうと本体基板がショートしてしまう可能性がありますので、iPhone側で充電口からショートなど起こさないようストップしてくれているようです。
もし表題の文字が表示された場合は、直ぐにケーブルを抜いてください。
その後、電源を切り、乾かす必要があります。
この際、ドライヤーなどで乾かさないよう注意してください。
ドライヤーの熱風で本体にダメージを与える可能性があります。
他にも注意点が何点かありございます。
・本体を強く振る
内部に侵入した液体が広がる恐れがあります。
・綿棒などを差し込む
綿棒などの繊維が却って充電口に影響を与える可能性があります。
・お米と一緒に入れる
ガラケー時代に広まった裏技のような知識ですが、Apple公式でも非推奨で表記されています。
お米の小さな粒子がダメージを与える可能性があります。
充電口が濡れていないのに表示される？
特に水濡れなどしていないのに、警告が表示される場合がございます。
考えられる原因は以下になります。
・純正ケーブル、又は認証ケーブルを使用していない。
iPhoneご購入時に付属していた純正のケーブル、又はMFi認証ケーブルを使用されていないと充電が出来ない場合がございます。
MFi認証とは『Made For i-Product』の略で、Appleが互換性を認めている商品になります。
ケーブルを購入される際は必ず『MFi』を確認しましょう！
・充電口に異物が溜まっている。
充電口は汚れが溜まりやすい傾向にあります。
埃や油分が固まって内部で溜まってしまうとショートしてしまう恐れがございます。
専門的な技術が必要なので綿棒など先の細いもので掃除しようとすると却って充電口を傷つけてしまう恐れがありますので、お気をつけくださいませ。
それでも分からない場合は、当店のスタッフへご相談くださいませ！
充電口の修理に関してはこちら → ドックコネクター交換修理（充電部分）
『緊急時につき無視』って押して良いの？
『緊急時につき無視』という選択肢が表示されます。
こちらは液体を感知しているのを承知の上で充電をしてくれますが、上記でも説明した通り、故障に繋がる恐れが非常に高いです。
どうしても連絡を取る必要があり、その連絡さえ終われば壊れても良いといった映画のようなシーンでしか使用しない方が良いかと思います。
基本的にはしっかりと乾燥をさせてから充電するようにしましょう。
乾燥させても充電できない場合は、充電口の修理が必要です！
その場合はスマートクールにお任せください！
因みにAndroidでも同じような警告が表示されます。
「USBポートに液体やゴミが検出されました」や「水分が検出されました」といった表示がされます。
この場合もiPhone同様に注意して乾燥させてください。
それでも充電できない場合は、スマートクールへ！
