京都市伏見区より、Lenovo Tab M8(TB300XU)の画面が割れてしまったとご相談をいただきました。
タブレットはスマートフォン以上に画面サイズが大きいため、落下や圧力によるガラス破損が非常に多い機種です。
特にLenovo Tab M8シリーズは、ガラスと液晶が一体型の構造であるため、ひび割れが悪化するとタッチ操作の不具合や画面表示の異常が一気に進行する傾向があります。
今回のお客様の端末も画面全体に大きくひびが入り、操作が難しい状態でしたが、画面交換により正常にご使用いただける状態へ復旧いたしました。
本記事では、Lenovo Tab M8に多い故障事例や画面割れを放置するリスク、修理店だからこそ分かる注意点を専門的な視点で分かりやすく解説します。

Lenovo Tab M8の画面割れはなぜ悪化しやすいのか?
Lenovo Tab M8(TB300XU)は手頃な価格帯と扱いやすいサイズで人気のあるタブレットですが、その構造上「割れた状態での使用」が他のタブレット以上に危険です。
割れが広がりやすく、内部の液晶まで損傷しやすい傾向があります。
ガラス+液晶一体型パネルのため、ひび割れの進行が早い
Lenovo Tab M8はガラスと液晶が一体化した「フルラミネーション構造」に近いパネルが採用されています。
そのため、ガラスだけが割れたように見えても、内部の液晶まで衝撃が伝わりやすく、割れの進行とともにタッチ不良や黒いシミ・縦線などの液晶破損が発生しやすい端末です。
今回のお客様も、割れによってタッチが反応しにくく、使用に支障が出ていましたが、新しいパネルに交換することで正常に戻りました。
タッチセンサーがガラス側に密着しているため誤作動が起こりやすい
タブレットの多くはガラス面にタッチセンサーが埋め込まれており、割れが発生するとタッチが勝手に動く「ゴーストタッチ」が起こる場合があります。
この現象は予期せぬアプリの誤操作や設定の変更、さらにはデータ消失につながる危険性もあります。
画面割れを放置することは、操作性の低下だけでなく情報の消失リスクにも直結するため、早期の修理が非常に重要です。
画面割れを放置するとどんなトラブルにつながる?
タブレットは画面が大きく構造が薄いため、割れた状態で使用すると本体全体へ負荷がかかり、さらなる故障へ発展する可能性があります。
液晶漏れ・黒シミ・表示不良が突然進行する
最初は割れだけだったとしても、内部の液晶がダメージを受けている場合、時間とともに黒いシミの拡大やタッチ不良、縦線や画面全体の不点灯などの重度故障が発生します。
Lenovo Tab M8は画面周りの強度がそこまで高くないため、このような症状が一気に進行するケースが少なくありません。
今回のケースでも、早めの修理が画面全体の復旧につながりました。
基板故障やバッテリー破損につながる可能性も
割れたまま使用すると、ガラス片が内部に入り込み基板やバッテリーを傷つける場合があります。
特にタブレットは発熱しやすく、ガラス片が内部に触れることでショートを起こす危険性もあります。
画面割れを軽く考えてしまうと内部部品まで損傷してしまい、修理費用も大きく跳ね上がるため注意が必要です。
当店がLenovo Tab M8の修理で選ばれる理由
タブレット修理はスマートフォンより構造が複雑で、対応できる店舗が限られています。
当店では、タブレット修理に熟練したスタッフが在籍しており、高品質パーツを使用した正確な修理を提供しています。
高品質パネルを採用し、タッチ感度や発色も良好
Lenovo Tab M8はパネル品質の差が出やすい端末で、安価な互換品ではタッチ感度が悪い、発色がくすむ、明るさが不足するなどの不具合が多発します。
当店では品質チェック済みの高品質パネルを使用し、修理後も快適に使用できることを重視しています。
データそのまま即日対応が可能
今回のお客様も、画面交換によってデータを消さずにそのまま復旧しました。
タブレットはゲームデータや学習データ、業務アプリを使っている方も多く、データそのままでの修理は非常に重要です。
当店では原則データそのままでの修理に対応しており、できるだけ即日でのお返しを心がけています。







