お出かけや旅行の際、スマホと一緒にモバイルバッテリーもセットで
持っていくことが最近では普通のことになりましたよね。
小型なので持ち運びが非常に便利ですし、
充電口さえ合っていればスマホ以外の電子機器でも使用が可能です。
色々なメーカーで大容量化や小型化が進められていて、
色々なタイプのモバイルバッテリーが出回っていると思います。
でも、モバイルバッテリーに危険が潜んでいることをご存知でしたか?
モバイルバッテリーの危険性
ほとんどのタイプのモバイルバッテリーには、
リチウムイオン電池が内蔵されています。
このリチウムイオン電池が原因となり、最悪の場合、発火する恐れがあるんです!
よくニュースやネットなどでその様子を目にすることがあると思います。
見た目は小型ですが、
被害は小さくでは済まない場合もあるんです。
では、なぜ燃えてしまうのかというところですが、
原因がいくつか挙げられます。
リチウムイオン電池の劣化
リチウムイオン電池が劣化すると内部が酸化してしまい、
ガスが発生し電池の内部で膨張してしまうんです。
そして、膨張している電池に強い衝撃が加わることで
発火を引き起こす原因となります。
劣化してしまうことには原因があり、
主に、過充電・過放電、高温環境の2つが挙げられます。
過充電・過放電
過充電は、充電が完了している状態で充電を
続行することで引き起こされます!
長時間してしまうと電池の内部に圧力がかかり
劣化させてしまうんです。
また、過放電はモバイルバッテリー自体の容量が
0%の状態で放置することで引き起こされます!
容量が0%の状態で放置することで、内部が腐食してしまうんです
高温環境
高温環境での放置も劣化してしまう原因になります。
文字通りですが、日光が直接当たる場所や、
夏場の車内など温度の高くなる場所での放置は避けましょう。!
衝撃・圧力
衝撃や圧力が加わることで電池の内部でショートしてしまい、
発火する恐れがあるんです!
歩きながらの使用の際、
ポケットから落下したときに衝撃が加わることがよくあります。
また、ズボンの後ろポケットに入れたまま
ベンチなどに座ったときにも圧力が加わってしまいます!
この場合は、人1人分の体重の加わることになるので、
モバイルバッテリーにかなりの圧力を加えることになるので注意が必要ですね。
品質の問題
そもそもですが、モバイルバッテリー自体の
品質が低いことが原因になることもあります。
「品質が低い=安価な製品」というわけではないですが、
安価な製品にはそれなりの理由があるのだと思います。
だからと言って、「品質が高い=高価な製品」
とは100%言い切れるわけではないので、
自分が信頼できるメーカーで購入するのが1番だと思います!
他には、「PESマーク」のついた製品を選ぶことをおすすめします。
PESマークとは、国が定めた電気用品安全法の
条件を満たした製品のみが表示することができるものです。
このマークの有無も1つの判断基準にするといいと思います!
寿命がある
どれだけいい状態で使用したとしても、
バッテリーにも寿命があるんです!
一度も落下させたことがなくても、
毎回充電は80%くらいまでに抑えていても、
やはり寿命には敵いません。
適切なタイミングで買い換えることをおすすめします。
交換時期のサインとしては、充電速度が遅いと感じたり、
充電中に以上な熱を帯びていたり、
本体が膨張し始めてきたら交換のサインが出ていると思ってください。
普段の使用頻度や充電方法にもよりますが、
一般的には1年から2年程度で交換のサインが出始めます。
まだ大丈夫だと思い長いこと使用し続けると、
突然発火してしまうかもしれません。
大惨事になる前に対処しましょう!