スマホの電源が入らない…
突然スマホの電源が入らなくなり、画面が真っ黒のまま反応しないというご相談が急増しています。
「充電器につないでも反応しない」「強制再起動をしても全く動かない」「急に電源が落ちて、そのまま点かなくなった」など、予兆なく起こるケースが多く、非常に焦りやすいトラブルです。
しかし、電源が入らない状態で間違った対処をすると復旧できるはずだったスマホが完全に壊れてしまう可能性があります。
今回は、電源が入らなくなった時に絶対にやってはいけない行動と、正しい対処方法を解説します。

電源が入らない時に絶対にやってはいけない行動
① 自宅で分解しようとする
インターネットの動画を参考に分解しようとする方が増えていますが、これは最も危険です。内部ケーブルの断線、基板損傷、Face ID・指紋認証の故障などにより、復旧率が大幅に下がります。データを残したい場合は絶対に行わないでください。
② 何度も充電器を抜き差しする・強く押し込む
充電口の接点が弱っている可能性がありそれが原因で充電ができないだけの可能性も。無理に押し込むとコネクタ破損や基板ショートにつながる恐れがあります。
③ 強制再起動を何度も繰り返す
強制再起動は最終手段です。何度も行うことで内部回路に負担がかかり、症状が悪化するケースがあります。
④ 濡れた状態で充電する
水没後や湿気がある状態での充電は即ショートにつながります。通電は絶対に避けてください。
⑤ ドライヤーやカイロやこたつで温める
基板やバッテリーは熱に非常に弱く、発火・膨張・完全故障のリスクがあります。必ずしないようにしてください。
電源が入らなくなる本当の原因
● バッテリー劣化
長年使用したスマホはバッテリーの寿命を迎え内部電圧が不安定になり、起動に必要な電力を確保できなくなります。
前日まで使えていても、突然限界を迎えることがありますのでお早めの交換がお勧めです。
● 基板トラブル(水没・落下・湿気)
見た目に異常がなくても、内部では腐食や回路断線が進行しているケースがあります。特に水没などは時間が経つほど復旧率は下がります。
● ストレージ・OSエラー
容量不足の状態でアップデートを行うと、起動処理が完了せずリンゴループに陥ることがあります。
スマートクール アル・プラザ城陽店へご来店されるお客様の多くが、「昨日までは普通に使えていたのに、朝起きたら突然電源が入らなくなった」とおっしゃいます。
これは内部ではすでにバッテリーや基板が限界を迎えており、最後の使用や充電をきっかけに症状が表面化しているためです。スマホは精密機器のため、壊れる直前まで使えてしまうのが特徴です。
特にバッテリー交換を一度も行っていない端末では、電圧低下により起動維持ができなくなるケースが非常に多く、城陽店でもバッテリー交換のみで復旧した事例が多数あります。
また、内部に溜まったホコリや湿気による腐食も無視できません。城陽周辺は季節の湿度変化が大きく、長期使用端末では内部劣化が進行しやすい環境です。
さらに、写真や動画・アプリで容量が限界に達した状態でアップデートが実行されると、処理が停止し起動不能になることもあります。無理な初期化操作はデータ消失のリスクが高く、自己判断は危険です。
城陽店でできる対応
- バッテリー交換
- 充電コネクタ修理
- 基板修理・データ復旧
- 内部クリーニング
- リンゴループ復旧
電源が入らないスマホも、適切な処置を行えばデータそのままで復旧できる可能性は十分にあります。
焦って自己判断する前に、まずはスマートクール アル・プラザ城陽店へご相談ください。







