テレビやネットで話題になっている１２月18日施行されるスマホ新法をご存じでしょうか？
スマホ新法とは正式名称【スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律】の通称で、簡単に言うと、これまでAppleやGoogleが独占していたスマホの世界に、公正で自由な競争を促すことを目的とした法律の事です。
利用者の選択枠が大幅に増える
これまでAppStoreやGoogle Playなどの公式ストアからしかアプリダウンロードが出来ませんでしたが、他社提供のアプリストアからのアプリダウンロードが出来るようになり様々なアプリが登場することが期待されます。
機種変更の際iPhone←→Androidのデータ移行がしやすくなる事が期待されています。
※LINEやゲームアプリは基本はコードなどの従来の方法です。
アプリ内課金でも多様な決済方法（QRコード決済、クレジットカードなど）が利用可能になり、手数料が抑えられお得になる場合もあります。
AppleやGoogleはアプリ内課金に30％手数料支払わないとだめでした。
デバイスの連携がしやすくなります。
例えばiPhoneと他社製スマートウォッチなどの異なるメーカー製品間の連携がスムーズになります。
スマホ新法のデメリット
詐欺アプリやウイルス感染に注意
スマホ新法の1番心配されている事は安全面です。
AppStoreやGoogleplayなどはセキュリティ、プライバシー、安全性の観点から全てが審査されたアプリが扱われていました。
しかし外部ストアからアプリが解禁されるため、公式ストアの審査がなくなることで、ウイルス感染アプリや・詐欺アプリのリスクが高まる可能性があります。
一般的に外部ストアのアプリは、公式ストアほど厳格な審査が行われていない為、脆弱性や悪意のウイルス混入のリスクが高いと言われています。
有名アプリに似せた偽物アプリのダウンロードリスクが高まる可能性があります。
スマホ新法リスク対策
公式ストア以外のアプリは出来るだけ避けましょう
OSアプリのアップデートはセキュリティの脆弱性を塞ぐため、通知が来たら速やかにアップデートしておきましょう。
二段階認証は必ず設定しておく。
アプリが過度に（マイクやカメラにアクセス）権限を求めていないか確認し、怪しいアプリはインストールしない。
信頼できるセキュリティソフトを入れておくこともオススメします。
スマホ新法が施行される前の今でも、広告がずっと消えなくて困っているとウイルス感染の相談に来られることがあります。
怪しいサイトの閲覧やクリック、怪しいアプリのインストールをしないことが1番の防御対策です。
今後自分が被害にあわないように、セキュリティ関連の最新情報を定期的に確認し、知識を入れておきましょう。
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