京都市南区からのお客様が、iPad 第9世代の水没で来店されました。
お風呂で使用する際に防水用の袋に入れていたものの、袋内に液体が侵入し、iPadが水に濡れてしまったとのことです。
今回は、このような水没トラブルに対応する方法や予防策についても詳しく解説していきます。
iPadの水没リスクとその影響
iPadは防水仕様ではないため、水に濡れることで内部の電子機器に深刻なダメージを与えることがあります。
特にお風呂での使用は湿気が多く、万が一水が侵入すると、画面やバッテリー、基板にまで影響が及ぶ可能性があります。
今回のお客様のように、防水袋に入れていても完全に防げないケースがあり、内部に水が入った場合、即座に機器がショートし、起動しなくなることも少なくありません。
最初にすべきことは電源を切ることで、内部のさらなるダメージを防ぐことができます。
スマテク:iPadが水没したかも!取ってはいけないNG行動と適切な対処法を解説
水没時の対処方法と修理の流れ
水没したiPadをお持ちいただいた際には、まず内部に水がどの程度侵入しているかを確認するための診断を行います。
この診断によって、修理が可能か、どの部品が交換を必要としているかを特定します。
電源の遮断
水没してから最も重要なのは、電源をオフにすることです。
電源が入ったままの状態で内部に水が入ると、ショートする可能性が高くなります。
内部の乾燥
当店では、本体を分解をし、iPad内部の水分を取り除きます。
液体を除去し、洗浄するため、数時間かかることが一般的です。
部品の交換
もし内部の部品が損傷していた場合、バッテリーや液晶パネルなどの交換が必要です。
特に水没による基板の故障は深刻で、修理が難しい場合もありますが、当店では基板修理センターにてご対応いたします。
iPadを水没させないための予防策