スマホバッテリーの膨張は危険?
夏になると海や川、プールなど水に触れる機会が増え、スマートフォンを水没
させてしまうことも多くなります。
今回は水没ではなく、バッテリーについて夏ならではの注意点をご紹介します!
意外と知られていないことかもしれませんが、夏は水没とバッテリー交換にご依頼が多くなります。
水没が多くなるのは海やプールに行く方が増えるのと何かと水を使う機会が増えるので想像できますが、
バッテリーがダメになってしまう理由について詳しく理解している方はほとんどいないと思います。
今回は、スマートフォンに使われているバッテリーの特徴や夏に注意することなどをご紹介します。
バッテリーが膨張する原因
iPhoneに使用しているバッテリーはリチウムイオンバッテリーになります。
iPhoneが膨張する主な原因は経年劣化になります。
リチウムイオンバッテリーが劣化する事によってバッテリー内に
ガスが発生しバッテリーが膨張するという仕組みになります。
リチウムイオンバッテリーは使用すればするほど劣化が進みますが
下記のような行動がバッテリーお劣化を早めてしまいます。
・バッテリーを過充電する
・アプリを長時間起動し続ける
・iPhoneを高温な場所で使用する
・バッテリーを水没させる
スマートフォンの端末には耐えられる温度が決まっているのですが、その最大温度が35度くらいに
設定されている端末もあるので、猛暑日に耐えられないことがあるかもしれません。
熱に弱いスマートフォンのリチウムイオン電池ですが、許容できる最大温度を越えてしまうと
画面がフリーズしたり、動作が極端に重くなったり最悪の場合スマートフォンが起動しなくなることも。
そうならないために、熱い車内への置きっぱなしや直射日光の当たる場所にはお気を付けください。
バッテリーの膨張を放置していると
スマホのバッテリーが膨張していても、普段通り使用している方がおられると思いますが
そのまま放置していると、様々な不具合が発生するおそれがあります。
バッテリーの発火・爆発
膨張したバッテリーを放置していると、非常に危険です!
バッテリーが極度に膨張し、バッテリーパック内部の圧力が高まると
外部から圧力や衝撃が加わった際に、バッテリー内部の可燃性ガスが
スパークによって発火・爆発を起こす危険性があります。
スマホ自体のみならず周囲の安全にも脅威を与えるため、バッテリーの膨張に気づいたら修理に出して下さい!
画面に不具合
バッテリーが膨張すると、画面を浮き上がらせてしまうことが殆どです。
その際に、液晶画面に様々な影響を与えてしまうことがあります。
画面が正常に表示されなかったり、勝手に操作される(ゴーストタッチ)現象が起こることがあります。
また、タップしても反応しないといった反応の鈍さも見られます。
これは、膨張したバッテリーが液晶画面を圧迫し、それにより液晶の機能に障害を与えるためです。
さらに本体と画面に隙間が生じ、耐水性が著しく低下し水没故障を起こしてしまうリスクが高まります!
スマホの起動不良
膨張が極度に膨張をしてしまうと最終的に起動不良を起こします。
膨張したバッテリーが内部の回路や他の部品に悪影響を与え正常な動作が妨げられるためです。
特に、バッテリーと直結する電源制御システムがダメージを受けた場合、スマホの起動自体が不可能になることがあります。
本日のまとめ
本日はiPhoneのバッテリーが膨張してしまうとどのような症状が発生してしまうかをご紹介させていただきました。
画面が少し浮き上がってきたり、バッテリーの劣化が気になり始めたら
早めにバッテリー交換修理をされる事をオススメいたします!
修理最終受付時間が異なります。
○各種バッテリー交換修理(閉店30分前まで)
○各種画面交換修理【iPhone4~8+】(閉店40分前まで)
○各種画面交換修理【iPhoneX~11ProMAX】(閉店40分前まで)
○iPhone12以降の最新機種の修理(閉店1時間前まで) 修理内容によっては、
お渡しまで多少前後する可能性がございます、ご了承ください。
また、お預かり・後日お渡しになる可能性もございます。
※最終受付時間はだいたいの目安になりますので、
一度スタッフへお問い合わせください。