京都府城陽市寺田 より、iPhone6sの膨張してしまったバッテリーの交換修理のご報告です。
いつも京都市・城陽市・宇治市などからのご来店まことにありがとうございます!
城陽市のスマホ修理店スマートクールアル・プラザ城陽店は、本日も10時から20時まで営業しております。
当店では iPhone・Android・iPad・Apple Watch・Nintendo Switch などの修理を承っております。
バッテリーの膨張って?
こちらの写真は、当店に修理のご依頼があった、バッテリーの膨張してしまっている端末です。
バッテリーが膨らんで液晶の画面を押し上げてしまっています。
では、このようにバッテリーが膨張してしまう原因やNG行為をご説明致します。
バッテリーが膨張してしまう原因
①バッテリーが劣化してしまった
スマホになどの電子機器の多くに使われているリチウムイオンバッテリーは、中に電解質(イオン)が入っています。
このイオンが電解液という溶液の中を正(+)の方向と負(-)の方向へ行き来することで電気が生み出されているのですが、イオンが劣化してしまうと化学反応が起きて内部が酸化してしまい、その過程でガスが生まれてしまうのです。
そこで生まれたガスがバッテリーを膨らませて画面を押し上げてしまうというわけです。
②バッテリーに衝撃が加わった
バッテリーの膨張は劣化に原因があることが多く、かなり長い間使っている端末がなることが多いのですが、新しい端末のバッテリーは絶対に膨張しないというわけではありません。
強くぶつけたり地面に落としたりするなど、端末に強い衝撃が与えられることでバッテリーが膨張してしまうこともあります。
バッテリー膨張時のNG行動
バッテリーが膨張してしまった際の一番のNG行為は、そのまま放置してしまうことです!
膨張している端末を放置すると、バッテリー内部にどんどんガスが充満していきます。
そうなると、最初は少し隙間が空いていただけだったのに、膨らむバッテリーに押し上げられて一緒に隙間も大きく広がっていき、無理に広げられるとフレームが歪んだり液晶画面が壊れてしまったりするリスクがあります。
また、隙間が空いているということはiPhoneなどが謳っている耐水機構も意味を成している状態ではありません。
浮いているほこりや水分が入ってしまうと、端末の基板が壊れてしまう可能性があります。
更に、一番怖いのはバッテリーが出火したり爆発したりしてしまうことです。
バッテリーが膨張する際に発生しているガスは可燃性です。
ぱんぱんに膨らんだバッテリーに衝撃が加わったり、ふとした際の火花やスパークによって引火してしまった場合、スマホは修理も難しい程殆ど使い物にならなくなってしまうでしょう…。
そうならない為に修理はするつもりだけど、膨張に気づいたのが夜ですぐには難しい!!ということもあるかと思います。
修理に持ち込むまでにやってしまわないよう下記のことに気を付けて下さい。
①画面を強く押さえつける
画面が浮いているのを見つけたら、不安になってしまい元に戻そうとぐいぐい押してみたりテープで補強したりしたくなってしまうかもしれません。
しかし、それをすると、バッテリーに対し衝撃を与えることになってしまう可能性があります。
上記にある通り、バッテリー膨張とはバッテリー内部にガスがたまることで引き起こされます。
そして、窮屈だから画面が浮いてきます。それを無理やり元に戻そうとするとバッテリーにとってはかなりの刺激になってしまいます…。
画面が完全に外れてしまわないように軽くテープを貼る程度でしたら応急処置にはなりますが、元の状態に無理に戻そうとするのはやめましょう。
②接着剤を使って画面をくっつける
こちらはAndroid端末に多いのですが、隙間の内部のすぐそばには液晶が剥き出しになっています。
浮いているところだけ貼り付けようとしても、誤って液晶に触れてしまった場合、液晶の異常の原因となってしまいます。
また、上手く貼り付けることが出来ても①でご説明したように画面を無理矢理押さえつけてしまうとバッテリーへの負担になってしまいます。
③端末を充電する
バッテリーの残量が少なくなったら充電をするというのは端末が正常な状態の時でしたら当たり前の行動ですが、バッテリーに異常が生じている場合には控えた方が良いです。
膨張は劣化が原因の一端になり引き起こされる症状の為、弱っている所に蓄電をしてしまうと膨張が進んでしまう可能性があります。
また、蓄電だけでなく放電もバッテリーの負担となりますので画面が浮いてしまっている時は端末自体の使用も控え、なるべく早くの修理をおすすめ致します。
当店では最短即日30分からiPhoneのバッテリーの交換を承っております。
画面が浮いてきてしまったなどのことがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。