iPhoneXS「水没復旧 」の修理を行いました!
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2021/08/04 水曜日
毎度どーも!今日も元気な私です。
先程、京都府宇治市からお越しのお客様より、
iPhoneXSが水没したので直してほしと
iPhoneXS「水没復旧 」修理のご依頼がありました!
誠にありがとうございます!
直せないことはありませんが、水没後の状態や処置の仕方によって
直せる直せないがはっきりと分かれてしまうため、
五分五分と言ったところです。
修理自体は特に問題なく行うことができます!
水没が起きた時に、もっとも重要なことがすぐに電源を切ることです。
勝手に切れていた場合は大丈夫ですが、付いたままで
「まだ使えるじゃ~ん」とそのまま放置していると、
その端末は二度と使えなくなってしまう可能性があります。
スマホは精密機械ですから、基板がショートしてしまえば一発アウトです。
次にドライヤーで乾かすことはやめましょう。
ドライヤーは意外と熱くなりすぎることがあり、
その熱で基板がやられてしまうことがあります。
そうなってしまえば、水没うんぬん関係なくアウトです。
その場合も端末は二度と使えなくなります。
水没が起こった際は、
すぐに電源を切り、タオルで拭き取ったり、風を当てる(熱風は避ける)など
できるだけスマホを乾燥させましょう。
一番良い方法は、
タッパーなどの密閉できるものに乾燥剤を入れておくことです。
高確率でスマホの中に水が入っているため、
できる限り中にある水を取り除かなくてはなりません。
熱風で乾かすのではなく、
うまく自然に乾燥させるほうが結果的に直る確率が高くなります。
今回のお客様は、
水没したすぐにスマートクール久御山にご来店されました。
お持ちいただいた時点では、もう電源が入っていませんでした。
この状態で直るか五分五分と言ったところです。
もっと時間が立っていたり、間違った処置を施してしまったり、
そうした場合は治る確率が下がってしまいます。
今回はすぐお持ちいただいたため、
コチラとしてもすこし気が楽に修理することができました。
ここで一番やってはいけないことが、
・電源をつける(試みる)
・充電器を挿す
・振る
これをしてしまいますと、
二度と使えなくなる可能性が高まります。
結果から申し上げますと、
中に侵入していた水を全て拭き取り風を当ててかんそうさせたところ、
無事に電源が付くようになりました!
しかし、画面の液晶が水でやられてしまっていたため、
完全に直ったとは言い難いところではあります。
また、しばらくすると
リンゴループにはまってしまいました。
原因は、
バックカメラとその近くあるセンサーが
水没の影響でだめになってしまったことが挙げられます。
交換を試みましたが、すべてだめでした。
それに、
カメラもセンサーも画面もバッテリーも
と全てを交換する勢いでなければ完全に復旧させることは難しでしょう。
そんなことをするくらいであれば、
新しい端末をご購入いただいた方がよろしいかと思います。
そんなこんなで、
水没は直すことができましたが、私としては腑に落ちない結果となってしまいました。
カメラにあるセンサーは電源ボタンと繋がっているため、
そこのケーブルを外してしまったことで、
バックカメラと電源ボタンも使えなくなってしまいました。
しかし、これが繋がっていると起動すらできない状態だったため、
致し方なくそのケーブルをはずして接続しないようにしました。
水没の復旧はどうしても直らないことが多くあるため、
修理に出される際はこれらのことに注意してくださいませ。
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