京都市伏見区からMacBook Air(M1, 2020)A2337をお持ち込みいただきました。
症状は「充電の減りが早い」「アダプタを繋いでいないとすぐに電源が落ちる」というもので、仕事に支障をきたしていました。
精密機器であるMacBookは、バッテリー劣化によって持ち運びの利便性が大きく損なわれるため、早めの交換が重要です。
今回当店では即日でバッテリー交換を行い、お客様に快適な使用環境を取り戻していただけました。
本記事では、A2337モデルに多いバッテリー劣化の特徴、修理の流れ、そして交換後に長持ちさせるためのポイントを修理店目線で詳しく解説します。
MacBook Air(A2337)のバッテリー劣化の特徴
MacBook AirはM1チップを搭載し、省電力性能が高いことから人気を集めています。
しかし、どれだけ効率的な設計でもバッテリーは消耗品であり、使用環境によっては数年で劣化が進行します。
充電がすぐ減るサイン
お客様のように「フル充電しても数時間で切れてしまう」「動画編集やオンライン会議で急激に減る」という症状は、バッテリーの劣化が大きな原因です。
Appleのシステムレポートからバッテリーの最大容量を確認すると、80%を下回っていることが多く、交換時期の目安となります。
電源が落ちるリスク
バッテリーが劣化すると、残量表示が50%以上残っていても突然電源が落ちることがあります。
これにより作業中のデータが失われる可能性があり、業務に支障をきたす重大なリスクとなります。
特にリモートワークや外出先でMacBookを使用する方にとっては、安心して使えなくなる大きな問題です。
バッテリー交換修理の流れと当店の対応
MacBook Airのバッテリー交換は、特殊な構造のため難しく、専門的な技術と工具が必要です。
当店では経験豊富なスタッフが、安全かつ迅速に作業を行っています。
分解とバッテリー取り外し
まず本体の底面を外し、内部にアクセスします。
A2337はバッテリーがネジと接着剤で固定されており、丁寧に取り外さなければ基板や他の部品を傷める危険があります。
ホコリが溜まっている場合は、併せてクリーニングを行い、内部環境を整えます。
新バッテリーの取り付けと検証
新しい高品質のバッテリーを取り付け、正常に機能するかを検証します。
今回も即日対応が可能で、お客様にはその日のうちに快適な状態でMacBookをお持ち帰りいただけました。
バッテリーを長持ちさせるためのポイント
せっかく交換したバッテリーも、使い方次第では劣化を早めてしまいます。
長く快適に使うためには、日常的な工夫が重要です。
充電の最適なタイミング
バッテリーは0%まで完全に使い切るのではなく、20〜80%の範囲を意識して使用することで寿命が延びやすくなります。
また、長時間充電しっぱなしにする習慣も劣化を早める原因となるため注意が必要です。
高温環境を避ける
MacBookは熱に弱いため、高温の環境での使用は避けましょう。
夏場の車内放置や、排熱の悪い布団の上での使用はバッテリーに大きな負担をかけます。
冷却を意識することで、内部の劣化を防ぎ長持ちさせることができます。
今回の事例では、京都市伏見区からお越しいただいたお客様のMacBook Air(A2337)のバッテリー交換を即日で行い、作業後には充電持ちが大幅に改善しました。
当店ではデータを消さずに修理を行うため、安心してご利用いただけます。
バッテリーの減りや突然のシャットダウンでお困りの方は、ぜひ当店までご相談ください。