iPhone 14を落としてしまい、画面に縦線が入り、さらに「バッテリーに問題があります」とのメッセージが表示され、電源が入らなくなってしまったお客様の事例をご紹介します。
京都市伏見区からのご依頼で、画面交換だけではリンゴループが発生し、起動できなかったものの、最終的に画面とバッテリーの交換でデータを無事に復旧させることができました。
トラブル発生時の初期対応
iPhoneを落としてしまった際、まず確認すべきは、画面の状態や、起動できるかどうかです。
今回のお客様も、最初に画面に縦線が入っていることに気づき、その後「バッテリーに問題があります」という警告メッセージが表示されました。
このような場合、強制再起動や充電ケーブルの確認を行ってみることが一般的ですが、今回のケースではそれらの対処法では解決できず、当店にご相談いただきました。
当店では、お客様のiPhone 14をすぐに診断し、画面の損傷とバッテリーにも問題が発生していることが確認できました。
このような状況では、画面の交換だけでは起動できず、バッテリーも交換する必要があることをお伝えしました。
リンゴループの原因と対処法
画面の交換を行った後、通常であればiPhoneは問題なく起動し、正常に起動するはずです。
しかし、今回のケースでは、交換後に起動を試みても「リンゴループ」と呼ばれる状態に陥り、Appleのロゴが表示されたまま起動できませんでした。
リンゴループは、システムが正しく起動できない状態を指し、ハードウェアやソフトウェアの問題が原因で発生することがあります。
今回の場合、バッテリーに問題があることが原因で、画面交換のみでは解決できませんでした。
バッテリーの交換で無事に起動することが出来ました。
データを無事に復旧するための取り組み
お客様のiPhone 14のバッテリーを交換して起動を試みたところ、無事にデータが残った状態でiPhoneが起動しました。
画面とバッテリーの交換により、復元できたことに、お客様も大変喜んでいただけました。
今回の事例は、iPhoneが突然起動しなくなった場合でも、適切な修理を行えばデータを失わずに済む可能性が高いことを示しています。
特に、データのバックアップが取れていない場合は、早急に専門の修理店に相談することが重要です。
今回の場合、パーツの交換修理で無事に起動できましたが、基板が故障している場合、基板の修理が必要です。
正規サービスでは対応できない、基板故障の修理も当店では承っておりますので、スマートクールまでお気軽にご相談くださいませ。
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