先日、京都市南区周辺からお客様が「iPhone 14 Pro MAX」の画面が緑色になっているという症状で来店されました。
このモデルの特徴的な鮮やかなディスプレイが、一部の不具合により緑一色になる現象が報告されています。
今回のケースでは、表面の画面割れはないものの、内部液晶が衝撃で破損したことが原因でした。
本記事では修理内容と考えられる原因について詳しく解説します。
1.液晶不良の症状とその原因
ご来店いただいたお客様のiPhone 14 Pro MAXは、画面が全体的に緑色になっており、タッチ操作も出来ず、色や画面の見え方に異常がありました。
このような緑色化の症状は、液晶パネルに不具合が発生した際によく見られる症状です。
iPhoneの液晶不良は、物理的な衝撃や過度な圧力がかかった際に発生することが多く、今回のケースでも直接的な画面割れは確認されなかったものの、内部構造にダメージが加わったと考えられます。
内部の回路や基板が影響を受けると、カラー表示に問題が生じ、緑やピンク、黒などの異常色が表示されることがあります。
液晶パネルは構造が精密なため、ちょっとした衝撃でも内部部品が破損し、正常な表示ができなくなることがあるのです。
2.修理の流れ|画面交換での対応
液晶不良の問題が確認された場合、最も効果的な解決策は「画面交換」です。
この修理方法では、iPhone 14 Pro MAXの画面全体を新しい部品に交換することで、不具合を根本的に取り除きます。
まず、精密機器であるiPhoneの分解は注意深く行う必要があり、特にiPhone 14 Pro MAXのような最新機種では構造が複雑なため、専門的な知識と道具が求められます。
バッテリーやカメラ、基板などが破損しないよう慎重に分解し、不具合が発生した画面を取り外しました。
その後、新しい液晶パネルを取り付け、動作や表示に異常がないか確認することで修理完了です。
3.同様の不具合を防ぐためのポイントとアドバイス