Appleは人工知能「Apple Intelligence」を発表しました！
これはSiriがより賢く進化しオリジナル絵文字の作成や電話の録音、
さらに、Chat GPTと連携し使用できるようになります。
これらの高度な機能はiPhone１５Pro以降のiPhoneや
M１以降を搭載したiPadやMac端末が対応となります！
人工知能「Apple Intelligence」の概要
Appleが世界開発者会議「WWDC２４」の講演で発表した
AI 「Apple Intelligence」は自然な話し言葉の指示に対して、個々の文脈を理解し
ユーザーを支援します。
たとえば、「明日の母のフライト到着時刻は？」と尋ねると、
やり取りしたメールにある情報をもとに飛行機の到着時刻を回答し、
ランチの会場や、空港からレストランまでの所要時間などといった関連情報も、
アプリを切り替えずに一連の対話の流れで教えてくれます。
これらの機能を使用するには、iPhone１５Pro以降のiPhoneや
Mシリーズプロセッサを搭載したiPadやMac端末で利用できます。
２０２４年の夏からアメリカで試製品が利用でき、同年の秋頃のベータ版が使用できます。
また、アメリカ以外では２０２５年以降になる予定です。
Apple Intelligenceの機能
プライバシーの保護
AppleはApple Intelligenceについて、Appleが個人情報を
収集せずプライバシーが保護されると強調していました。
大半のデータ処理はiPhoneなどの端末内で完結するのでサーバーに
情報が送られることはありません！
また、膨大なデータを処理する際はAppleの新しいクラウドサーバー
「Private Cloud Compute」も利用可能になります。
このサーバーはユーザー専用でAppleもアクセスできないようです。
Chat GPT との連携
AppleはOPEN AIが提供するChat GPTと連携し
その機能を年内にて依拠すると発表しました。
Chat GTPの機能はシステム上に組み込まれており、専用のアカウントを
作成せずに使用できます。
Siriに話しかけるとChat GPTを利用すると適した回答が得られそうな場合、
質問の情報をChatGPTに共有して良いかを確認し、ユーザーの許可を踏まえてChatGPTからの回答を提示します。
文章の編集が簡単に
Apple Intelligenceでは文章の校正や編集ができる「記述ツール」が搭載されます。
例えば、メールの修正を頼むと、状況や相手に合わせて文章のトーンや文体を提案してくれます。
このツールはApple純正アプリだけでなく、他のアプリでも利用可能です。
電話の録音と文字起こし、画像の生成
メモアプリで、音声の録音、文字起こしが可能になります。
会話内容の録音は電話アプリでも利用可能になります。
録音時は通話相手に「録音する」と自動で通知が入ります。
メモアプリには手書きの円を書くだけで画像を挿入してくれる
「Image Wand」機能が搭載されます。
写真に映り込んだ不要なものを削除
写真アプリには写真に映り込んだ不要なものを削除できる
「Clean Up」機能が搭載されます。
また、被写体や撮影場所などの写真を検索できるようになるほか、
ビデオ内のシーンも言葉で検索可能になります。
Siriがより自然な言語になり、製品の操作を教えてくれる
ユーザーが言い間違いをしても、文脈を理解して柔軟に回答するほか、
会話の流れを踏まえて、不足している情報を自動で補足して回答します。
また、SiriにiPhoneやMac、iPadで操作したい内容を尋ねると、操作方法を案内できるようになります。
画面に表示されている情報を使ったアクション可能が可能となります。
たとえば、メッセージをやり取りしている相手から届いた住所について
「連絡先に登録して」と指示するとSiriが連絡先に追加してくれます。
