Appleは2024年11月2日、iPhone 14 Plusの一部で背面カメラのプレビューが表示されない不具合が発生していることを発表し、無償修理プログラムを開始しました。
このプログラムでは、2023年4月10日から2024年4月28日までに製造されたiPhone 14 Plusを対象としています。
本記事では、この無償修理プログラムの詳細や利用方法、注意点について解説します。
引用元：Apple
◉ もくじ ◉
1.対象端末と問題の概要
Appleは、2023年4月10日から2024年4月28日までに製造されたiPhone 14 Plusで、背面カメラのプレビューが表示されないという問題が一部の端末で確認されていると発表しました。
この不具合は、通常のカメラ使用においてもプレビューが表示されなくなるため、写真撮影時の確認が困難となります。
問題が確認された方は、Appleの専用ページにてシリアル番号を入力し、対象かどうかを確認することが推奨されています。
このシリアル番号の入力により、無償修理プログラムの対象かどうかが簡単に確認でき、対象デバイスに該当する場合には、無償で修理が提供されます。
2.修理方法と手続き
この無償修理プログラムを利用するためには、以下の3つの方法で対応が可能です。
・Apple正規サービスプロバイダ
・Apple Store直営店
・Appleサポート
Appleサポートを通じて配送修理の手配も可能で、直接店舗に行けない場合や、近隣にサービスプロバイダがない場合に便利です。
各サービスの利用には、修理開始前に端末がプログラムの対象であるかを確認するための検査が行われます。
また、修理前にiPhoneのデータをバックアップすることが推奨されており、iCloudやコンピュータへのバックアップを忘れないようにしましょう。
加えて、背面ガラスにひびが入っているなど、追加の修理が必要な場合は、その部分の修理も同時に行う必要があります。
この場合、通常の修理費用がかかる可能性があるため、詳細な見積もりについては事前にAppleサポートで確認することが重要です。
3.プログラムの適用条件と注意点
今回の無償修理プログラムは、最初に製品が販売された日から3年間適用されますが、これにはいくつかの条件があります。
たとえば、通常の製品保証期間が延長されるわけではなく、修理を受けられるのは端末を購入した国や地域に限られる場合もあります。
これは、海外で購入した端末や個人輸入品に対するサポートに制限がかかる可能性があるため、注意が必要です。
さらに、既にこの背面カメラ不具合で有償修理を受けたユーザーは、Appleに返金を申請できるとされています。
返金を希望する場合には、Appleサポートに問い合わせることで手続きを進めることができます。
中古品として購入した場合、この3年間の適用期間は元の小売店で購入された日から計算されるため、現在の使用者が購入した日ではなく、最初の購入日を確認しておくとよいでしょう。
今回のiPhone 14 Plusの背面カメラ不具合に対する無償修理プログラムは、該当端末を持つ方にとって大変ありがたいサポートです。
Appleでは、シリアル番号の確認によって簡単に対象かどうかを確認でき、プレビュー表示に問題が生じた場合は迅速に修理を受けることができます。
このプログラムの詳細を理解し、適切な手続きを踏むことで、確実なサポートを受けられるようにしましょう。
他の修理に関しては、スマートクール MOMOテラス伏見桃山店・アル・プラザ城陽店へ、お気軽にご相談くださいませ。
また、他のiPhoneのカメラ修理も行っております。→カメラ修理料金表
