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2021/10/14 木曜日
歴代 iPhoneバッテリー 容量・駆動時間を比較 – SoCや画面も影響
この記事では最新のiPhone 13シリーズをはじめ、iOS 14が動作する現役モデルのバッテリー容量と駆動時間の関係について説明します。
バッテリー容量が大きいことは連続使用時間の延びにつながりますが、その一方でプロセッサー(SoC)などの省エネ性能が向上しており、単純ではありません。
現役 iPhoneバッテリー 容量と駆動時間の比較表
AppleはiOS 14が動作する現役のiPhoneのビデオ再生時間やオーディオ再生時間など、バッテリーのもちに関する情報を自社サイトで公開しています(表1)。バッテリー容量はボディサイズが大きいほど有利なため、連続使用時間を延ばすためにiPhoneの大型化とバッテリー容量の増加傾向が続きました。しかし、プロセッサーの省エネ性能向上によってエネルギー効率が改善された結果、サイズがほぼ同じ前モデルに比べ、バッテリー容量を減少させたモデルも存在します。
たとえば、iPhone XとiPhone XSは画面のインチサイズは同じ、ボディサイズも同じでXSがわずかに3g重いだけの違いですが、バッテリー容量はXが2,716mAh、XSが2,658mAhとわずかに容量ダウンしています。これは、XのA11 Bionicチップに比べXSのA12 Bionicチップのほうが省エネ性能に優れ、より少ないバッテリー容量でもXと同等の連続使用時間を稼げるとAppleが判断したためと考えられます。
iPhoneのバッテリー容量はボディサイズと相関関係があるものの、SoCやディスプレイなど搭載するデバイスの省エネ性能にも影響を受けます。写真はiPhone XSの内部、赤く囲まれたチップがA12 Bionicです (iFixit提供)
(表1)iOS 14が動作するiPhoneのバッテリー容量と駆動時間
モデル名 | バッテリー容量 | ビデオ再生 | オーディオ再生 |
---|---|---|---|
iPhone 13 Pro Max | 未確認 | 28時間 | 95時間 |
iPhone 13 Pro | 未確認 | 22時間 | 75時間 |
iPhone 13 | 未確認 | 19時間 | 75時間 |
iPhone 13 mini | 未確認 | 17時間 | 55時間 |
iPhone 12 Pro Max | 3,687mAh | 20時間 | 80時間 |
iPhone 12 Pro | 2,815mAh | 17時間 | 65時間 |
iPhone 12 | 2,815mAh | 17時間 | 65時間 |
iPhone 12 mini | 2,227mAh | 15時間 | 50時間 |
iPhone SE(第2世代) | 1,821mAh | 13時間 | 40時間 |
iPhone 11 Pro Max | 3,969mAh | 20時間 | 80時間 |
iPhone 11 Pro | 3,046mAh | 18時間 | 65時間 |
iPhone 11 | 3,110mAh | 17時間 | 65時間 |
iPhone XR | 2,942mAh | 16時間 | 65時間 |
iPhone XS Max | 3,174mAh | 15時間 | 65時間 |
iPhone XS | 2,658mAh | 14時間 | 60時間 |
iPhone X | 2,716mAh | 13時間 | 60時間 |
iPhone 8 Plus | 2,675mAh | 14時間 | 60時間 |
iPhone 8 | 1,821mAh | 13時間 | 40時間 |
iPhone 7 Plus | 2,900mAh | 14時間 | 60時間 |
iPhone 7 | 1,960mAh | 13時間 | 40時間 |
iPhone SE(第1世代) | 1,624mAh | 13時間 | 50時間 |
iPhone 6s Plus | 2,750mAh | 14時間 | 80時間 |
iPhone 6s | 1,715mAh | 11時間 | 50時間 |
iPhone 6 Plus | 2,915mAh | 14時間 | 80時間 |
iPhone 6 | 1,810mAh | 11時間 | 50時間 |
(2021年6月4日追記) iOS 14.5が動作する機種はiPhone 6sシリーズ、iPhone SE(第1世代)以降であり、iPhone 6とiPhone 6 Plusはサポート外となります。
駆動時間を決める要素は、バッテリー容量だけではない
iPhoneを含むスマートフォンにおいてバッテリー消費量が大きいのは、頭脳に相当するプロセッサー(SoC)と表示装置(液晶または有機ELパネル)、通信デバイス(Wi-FiやモデムのIC)、そしてストレージ(内蔵のフラッシュメモリ)です。それらの消費電力を減らせれば、バッテリー容量が一定でも駆動時間が延びることになります。
リチウムイオンバッテリーは、交換しない前提であれば、容量や形状を比較的自由に設計できるため、薄型化と軽量化が至上命題のスマートフォンにとって好都合です。SoCや通信デバイスなどが進化して消費電力が下がれば、バッテリー容量を減らしてスマホ本体の薄型化・軽量化を図る設計判断も可能となります。
iPhoneの新モデルでバッテリー容量が増減してもビデオ再生時間やオーディオ再生時間が大きく変わらない理由は、ここにあります。
「低電力モード」や「自動ロック」の設定でも節電可能
ユーザの使い方によっても駆動時間は変化します。iPhoneには「低電力モード」が用意されており、このモードを有効にすると、SoCの演算性能を一時的に低下させるほか、新着メールの確認など通信に関わるアプリの動作間隔を広げることで消費電力を減らします。低電力モードは「設定」→「バッテリー」画面にあるスイッチでオン/オフできます。
・低電力モードにすると、iPhoneの処理能力や通信頻度を下げるなどして、駆動時間を延ばします
ディスプレイ(画面)を点灯している時間をできるだけ短くすることも、iPhoneの駆動時間を延ばすために有効です。「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」の順に進むと、ディスプレイがオフのロック状態になるまでの時間を変更できます。
iPhoneのバッテリー、交換時期の目安は? – いまさら聞けないiPhoneのなぜ
バッテリー寿命は500回の充放電がターニングポイント
iPhoneに採用されているリチウムイオンを素材に採用したバッテリーは、使い続けるうちに性能が低下していきます。Appleの公式ドキュメントによると、500回ほど充放電を繰り返すと使用開始時点の最大80%になるよう設計されているそうです。つまり、満充電のバッテリーを1日1回ゼロにする使いかたを続けた場合、約16カ月で最大バッテリー容量が購入時の8割にまで低下する計算です。
500回を超えてもiPhoneは問題なく利用できますが、性能低下が止まるわけではありません。その後600、700と回を重ねるごとに、最大バッテリー容量は減少していきます。購入直後に比べ充電回数が増えた、満充電しても夕方までもたなくなった、という場合はバッテリー交換を検討すべきでしょう。毎日使うiPhoneのことですから、新品購入時から2~3年もするとバッテリーが寿命を迎え、交換のタイミングが視野に入ってくるはずです。
Apple Storeのバッテリー交換費用は7,800円もしくは5,400円
とはいえ、バッテリーの交換は無料ではありません。製造上の欠陥が原因の場合はApple製品限定保証の対象になりますが、通常使用による性能低下は保証対象外です。Appleの保証サービス「AppleCare+」に加入していて、バッテリー性能が購入時点の80%以下に低下している場合は無償になりますが(2015年4月9日以降に購入された端末の場合)、Apple Storeに持ち込んだ場合iPhone X/XS/XS Max/XR/11シリーズ/12シリーズは7,800円、それ以外のiPhoneは5,400円かかります。
「バッテリーの状態」が85%以下になったら交換の検討を
現在使用中のiPhoneでバッテリーの最大容量(劣化度)は、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」の順にタップするとパーセンテージ表示で確認できます。iPhone買い替えのタイミングを睨みつつ、85%を下回りはじめたら交換を検討するといいでしょう。85%を下回っていても具体的な買い替え計画がある場合は、「低電力モード」で使うなど充電回数を減らすことで、買い替えまでしのぎましょう。
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